秋田県は、秋田発の革新的な事業創出を目指す「ドチャベン」の一環で、豊かな教育資産を世界へシェアする宣言を発表した。少子高齢化が進み県人口100万人を割り込む中、全国トップレベルの教育資産をシェアしていくことで、新たな地域社会モデルの創出を目指す。

「ドチャベン」は土着ベンチャーを略した造語。2015年からスタートし、秋田県から革新的な事業創出を目指すプログラムだ。3年目となった2017年は、「教育シェア宣言」を受けて、「教育×シェア」をテーマに新たな地域社会モデルを実現する事業アイデアを募集する。

プログラムは「イベント・現地ブートキャンプ」「ビジネスプランコンテスト」「起業家支援プログラム」の3部構成。教育シェアを実現する革新的な事業アイデアを募集していく。秋田県内(男鹿市/鹿角市/北秋田市/五城目町/能代市/美郷町/湯沢市)にて、2018年4月を目処に起業・事業創出を目指す人が対象となっている。

秋田県は、秋田にある豊かな教育資産を世界にシェアしていくことで、「教育」「学び」の新しい形を、地方から生み出していく狙い。8月4日(金)にオリエンテーションが都内で開催される。