民間版の世界銀行を目指し、途上国においてマイクロファイナンスを展開するホールディングカンパニー、五常・アンド・カンパニーは、アフリカ最大級のマイクロファイナンスグループであるBaobab Group(以下、「Baobab」)の発行済株式の16.4%を取得した

「中小零細事業者の金融包摂と持続可能な成長を加速させる」というミッションを掲げるBaobabは、中小零細事業者向けの1,000ユーロ以下の少額融資から、最大30万ユーロのビジネスローンまで、多様な金融商品を提供している。

顧客は、Baobabのモバイルアプリを通じて、デジタル・ナノローンの申し込み、送金、ローン返済記録の確認を簡単に行うことができる。2023年12月時点で、Baobabは約46万人の顧客にサービスを提供しており、営業貸付金は約8億3,000万ユーロとなっているという。