廃棄漁具のアップサイクルで新しい製品を開発するamu株式会社は、シードラウンド7,500万円の資金調達を実施した。引受先・融資元は、ANRI株式会社、UBE株式会社、株式会社ANOBAKA、株式会社七十七銀行、株式会社日本政策金融公庫だ。同社は、2023年8月にANOBAKAを引受先とする第三者割当増資により資金調達を実施していた。ANOBAKAは今回の出資にも引き続き参加している。

廃漁網をアップサイクルして製品を開発するamu株式会社、シードラウンドの資金調達を実施

amuは2028年までに1000トンを目標に全国で漁具の回収を進めており、2024年中には集めた漁具からナイロン素材、ブランド名「amuca(アムカ)」が完成予定だという。今回の調達資金は、全国の漁港からの漁具回収費用、amucaの開発・製造費用として活用。今後、海外の展示会にも積極的に出展していく予定だ。