環境負荷が非常に大きい産業と指摘されているファッション。衣服の生産から着用、廃棄に至るまで環境負荷を考慮した取り組みは、近年急速に拡がっている。サステナブルファッションに関する取り組みのひとつが、染め直しだ。

ロングライフデザインを掲げるD&DEPARTMENTは、2014年から服の染め直しサービス「d&RE WEAR」を提供している。定番カラーである「黒」「紺」に、毎回異なる「シーズンカラー」を加えた3色で展開している。

2022年1月13日、株式会社フェリシモも株式会社京都紋付とコラボして一般のユーザー向けの服の染め替え事業「kuronicle(クロニクル)」を始めた。同事業では、大正4年に創業した京都紋付が持つ紋付を黒く染める伝統技術を活かしている点も注目だ。

こうした技術を活かしてリペアする取り組みは、元の製品よりも次元・価値の高いモノを生み出す「アップサイクル」にもつながり得る。課題と技術をうまく組み合わせ、モノの価値を上げていくような取り組みが増えていけば、複数の課題の解決につながりそうだ。