「研究“知”とともに、次なる社会を探索する」をミッションとして、人文・社会科学分野における研究エコシステムを豊かにするためのさまざまなプロジェクトを展開するデサイロが新たな活動を始める。研究から生まれる知を、研究者とアーティストの協働を通して制作・表現することで、いまの時代や社会のあり方を考える実践。その名も「DE-SILO EXPERIMENT 2024」だ。
「いま私たちはどんな時代を生きているのか」という問いに人文・社会科学分野の4名の研究者が向き合い、次の4つの研究テーマ──「21世紀の理想の身体」「『私たち性 we-ness』の不在とその希求」「ポスト・ヒューマン時代の感情資本」「『生きているという実感』が灯る瞬間の探求」を設定。研究への“応答者”として、小説から音楽、映像、メディアアートまで、ジャンルも表現媒体も多様な11組のアーティストが集う。
デサイロはこれまでに人文・社会科学分野の研究者を伴走支援する「デサイロ アカデミックインキュベーター・プログラム」や、人文・社会科学系の研究者がより持続的に活動できるエコシステムを生み出すための課題と機会領域を探る「リサーチレポート」の制作などを進めてきた。研究“知”の魅力を広げていくことも研究者を支援する上で重要なテーマだ。今回のアーティストとコラボレーションして作品をつくり、大型イベントでお披露目するという挑戦は応援したい。
『inquire.jp』を運営する株式会社インクワイアとしても、本イベントのスポンサーの一社として名を連ねることになった。この実験的な取り組みに関心のある方は、ぜひイベント会場で。
「DE-SILO EXPERIMENT 2024」の概要
■開催日時
2024年4月13日(土)
WALL&WALL|11:30-20:30
OMOTESANDO MUSEUM|11:00-19:30
2024年4月14日(日)
WALL&WALL|13:00-22:00
OMOTESANDO MUSEUM|11:00-19:30
■会場
WALL&WALL / OMOTESANDO MUSEUM
〒107-0062 東京都港区南青山3丁目18−19 フェスタ表参道ビルB1 / 同ビル2F
※2会場同時開催
※WALL&WALLでは、Performance, Talk Session, Workshopが展開
※OMOTESANDO MUSEUMでは、Exhibitionが展開
■アクセス
表参道駅から徒歩1分
■情報保障について
・トークセッションやパフォーマンスには、手話通訳がつく予定です
・ワークショップについては必要な方法等、お問合せいただきご相談させてください
■チケット
DAY1
ワークショップチケット(一般)3,000円
パフォーマンスチケット(一般)4,500円(ワンドリンク付き)
デサイロ運営支援チケット 50,000円
エキシビションチケット 無料
DAY2
ワークショップチケット(一般)3,000円
パフォーマンスチケット(一般)4,500円(ワンドリンク付き)
デサイロ運営支援チケット 50,000円
エキシビションチケット 無料