地方の遊休地・耕作放棄地の活用方法としてキャンプ場を提案し、キャンパーとマッチングするキャンプ場予約サイト「ExCAMP」を運営するforent株式会社が北海道旅客鉄道株式会社が実施する、「JR 北海道 廃線跡地活用イノベーションプログラム」に採択された。

ExCAMPは、遊休地、別荘、コテージなどを一時的にキャンプ場として貸し出すことで遊休資産を有効活用して収入を得たいオーナーと、キャンプを楽しみたいキャンパーのニーズをマッチングする、遊休地・遊休施設のシェアリングエコノミーサービス。既往のキャンプ場・貸別荘だけでなく、カフェ、民宿の裏庭、古民家、無人島、お寺、農園、牧場などの空いてるスペースが約300施設が予約可能で掲載されている。

JR北海道の廃線跡地活用イノベーションプログラムは、2019年3月に鉄道事業を廃止した石勝線(新夕張~夕張間)、2021年3月に鉄道事業を廃止した日高線(鵡川~様似間)の廃線跡地の有効利用が目的だ。

今回のプログラムを通して、forentは蓄積したアセットを活用し、廃線跡地を活用したキャンプ場の開発を行い、JR北海道をはじめとする事業者や自治体と連携し、地域の魅力を発信する拠点の創出の検討を進めていく方針だ。