シェルパ・アンド・カンパニー株式会社は、ESG情報開示支援クラウド「SmartESG」正式版の提供を2022年11月1日より開始した。SmartESGは、社内のESG情報を一元化し、ESG活動の分析と改善を可能にするクラウドサービスだ。同社は2022年5月から「SmartESG β版」の提供を開始し、東証プライム市場を中心とする利用企業のフィードバックをもとに機能拡充を進め、今回の正式版のリリースに至った。

SmartESG正式版では、「SmartESGワークフロー」により、外部評価機関や取引先から寄せられる情報開示依頼やアンケート回答作業を大幅に効率化することに加え、社内に点在するESGデータを「SmartESGデータベース」に集約。集約したESGデータを「SmartESGマトリクス」により、各評価機関・開示基準が求めるESG主要項目毎にマッピングし、共通度合いや重要度を明らかにした上で、「SmartESGスコアリング」によりベンチマーク企業の独自スコアリングと開示ベストプラクティスの特定を行うことで、導入企業の市場からのESG評価の向上を促進するという。

シェルパ・アンド・カンパニーは、ESG経営を推進する事業会社やその活動を支援するコンサルティング会社などにSmartESGの導入を進めていくことで、ESG経営の普及を後押ししていくことを目指す。