AIジャーナリングアプリ「muute」を開発・運営するプロダクトスタジオのミッドナイトブレックファスト株式会社は、生徒の自己理解力の促進やメンタルヘルス向上を目的として、学校共同プロジェクト「muute for school β」を開始した。第一弾の取り組みとして、9校の中学校・高等学校と連携し、中学生・高校生を対象にした学校教育におけるmuuteアプリの活用方法とその効果を検証する。

muuteは、ユーザーが書く瞑想と呼ばれるジャーナリングを行い、AIがそれらの感情や思考を分析してフィードバックを行い、自分自身と向き合い、且つ客観的に振り返る機会を提供するアプリだ。2020年12月のサービス開始から約1年で40万ダウンロードを突破しており、muuteユーザーの約9割が「よりよく自分を知ることに繋がった」と回答しているという。

「muute for school β」では、プロジェクト参加学校の一部の生徒が、約2週間に渡り「muute」を活用し、個人の自己認識力や非認知能力の変化を検証する取り組みを行う。本取り組みを通じて、生徒の自己理解やメンタルヘルスに関する状態変化等の効果検証と、実際の学校教育におけるmuuteアプリの活用及び導入方法を検討する。

この取り組みは、自己理解力の促進やメンタルヘルスのセルフケアの手法は身につけておけたほうがいい。そのための機会を生徒に提供する本取り組みは、ぜひ学校以外も含めて広がっていってもらいたい。