書く行為を通じて思考や心を整える「ジャーナリング」

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10/25 (2021)

ジャーナリングは、「書くこと」を通して自身の思考や心を整えるメソッドである。書く瞑想とも呼ばれており、マインドフルネスにもつながる方法の一つと言える。

「マインドフルネス」は自由で創造的に働くために欠かせない

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ジャーナリングの主な進め方は以下の通り。制約を設けたら思うがままに書き出し、書いた内容を観察して気づきを得るところまでがワンセットとなる。

  1. 何について書くかテーマを決める

  2. 何分書くか時間を決める

  3. 書き始める前に心を落ち着かせる

  4. 思ったことをひたすら書き出す

  5. 書き出した内容を観察する

  6. (必要に応じて)気づきをメモしたり、共有したりする

ジャーナリングによって得られる効果とは、「書くこと」によって得られる効果とほぼ同義である。つまり、書くことの効果が多様であるからこそ、ジャーナリングの効果も多岐にわたると言えるだろう。

効果は、たとえば下記のようなものが考えられる。そのとき置かれた状況やジャーナリングを行う目的によって、実感できる効果も変わってくるはずだ。

  • 複雑で難解だと頭を悩ませていた問題に対し、次にとるべき行動が明確になる

  • ストレスやモヤモヤが可視化され、自分の頭のなかから外在化することによって、心が少し軽くなる

  • 自分でも気づいていなかった感情や気持ちに気づくことで、自己理解が深まったり、リフレクションの思考が進んだりする

  • 抱えているタスクの優先度が整理され、目の前の課題に対しより高い集中力で臨むことができる

「リフレクション」を通じて経験から学び、成長する

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ジャーナリング自体は一人で心を落ち着かせて行うメソッドだ。その一方で、一人ひとりがその取り組みをチームの活動に接続させることで、チーム全体にもたらされる効果も生まれてくる。

たとえば、個人がジャーナリングを通じて気づいた自身の感情やテンション(気がかりや不安)を共有することによって、メンバー同士の相互理解が進むのはもちろん、いち早くチームとしての課題に気づき、素早く対処するための足掛かりにもなるだろう。チームでジャーナリングを活用することで、「書くこと」がもたらす好影響をさらに大きなものにできる。

最近では「書き方」の多様化も進んでいる。元来は紙とペンによって行うことが推奨されていた。しかし、最近ではPCやスマートフォンなど、自分に合ったデバイスに書いていく方が捗るという人も少なくないだろう。フォーマットもデバイスも個人の自由であり、目的に最もつながると思う手段を選択することが重要だ。

そうしたニーズに呼応するかのように、『muuteをはじめとしたジャーナリングアプリも登場し始めている。どんなフォーマットやツールが自分にはぴったり合うのか模索しながら続けてみるのも、楽しみ方の一つになるだろう。

参考

栗村智弘

栗村智弘

Project Editor / Media Ops

新卒でフリーランスとなり、ギルド型組織のモメンタム・ホースに所属。オウンドメディアを中心に、記事執筆やプロジェクトファシリテーションなどの実務を経験。2020年にインクワイアへ入社。現在は自社事業『designing』のメディア運営・事業開発をはじめ、クライアントの採用発信や自社の組織開発など、複数のプロジェクトに携わっている。広く、個人やチームがよりよく生きるための知識と実践に関心を持つ。

新卒でフリーランスとなり、ギルド型組織のモメンタム・ホースに所属。オウンドメディアを中心に、記事執筆やプロジェクトファシリテーションなどの実務を経験。2020年にインクワイアへ入社。現在は自社事業『designing』のメディア運営・事業開発をはじめ、クライアントの採用発信や自社の組織開発など、複数のプロジェクトに携わっている。広く、個人やチームがよりよく生きるための知識と実践に関心を持つ。

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