自分でなにかを作って売ってみたい。他にはない、個性のあるアイテムを買ってみたいーー。

思いを持った個人が集まり、同じ嗜好を持つ人同士でやり取りをして、売り買いをする――多額の広告費を投じて大勢に訴求する、とは異なるアプローチを行う経済活動だ。

そんなやり取りのハードルはますます下がり、新たな価値の交換がより加速している。

Eコマースプラットフォーム「BASE(ベイス)」を運営するBASE株式会社が、新たな拡張機能「Instagram販売Appの提供を開始した

BASEはこれまでに、店舗オーナーが商品に込めた想いを綴ることができるブログ機能や、オーナーとファンがリアルタイムで双方向にコミュニケーションができるライブ機能など、店舗の集客・販促をサポートする拡張機能を数多く提供してきた。

今回新たに提供された「Instagram販売App」は、Instagramにアップロードした商品の画像に、商品名や価格が記載されたタグをつけられる機能だ。タグをクリックすると、商品の購入ページへ直接遷移する仕組み。これにより、商品の認知から購入までをシームレスに繋げられるようになった。

BASEでショップを経営するオーナーの中には、認知獲得やブランディングのためにInstagramを併用する人も多かった。これからは認知や興味の形成の手段としてだけでなく、Instagramを新たな販売チャネルのひとつとして活用できるようになる。

BASE株式会社は「価値の交換をよりシンプルにし、世界中の人々が最適な経済活動を行えるようにする」というミッションを掲げ、2012年11月にショッピングアプリ「BASE」をリリース。アプリは累計400万ダウンロードを突破し、ショップの開設数は50万店舗を超えた。そして、6月15日(金)にはBASEにとって初となる常設店舗のオープンを予定している。

”よりなめらかに価値の交換が為される世界”の実現に向けて、Eコマース界の麒麟児の挑戦は続いていく。