「おはよう」
「今日の天気は?」
「音楽をかけて」
自宅のリビングにAmazonのスマートスピーカー「Alexa」がやってきてから、よく発せられるようになった言葉たちだ。
いざ、自宅に来るとスマートスピーカーに話しかけるという行為は自然になる。徐々にスピーカーへの親しみも増し、色々と相談したくなる、なんてこともあるかもしれない。
南米では、このスピーカーを使った、ユニークな事例が登場した。
パーティの相談にのってくれる、ビール瓶型のスマートスピーカー
陽気さというイメージで知られるブラジルで生まれたのは、ビール瓶型のスマートスピーカーだ。音声操作でドリンクのレシピ検索や友人への招待送信、プレイリストの作成が可能になるという。他にも、Uberの配車を依頼できたり、ビールを注文できたりと、とにかく”パーティ”のためのスピーカーとなっている。
同スピーカーは、リミテッドエディションとなっており、ブラジルのビールブランド「Skol Beats」がマーケティングを目的に開発した。
同スピーカーの開発には、サンパウロのWieden+Kennedyのサンパウロの支社と、製品開発のプロダクションMediaMonksが関わっている。
モノや体験を通じたマーケティングの事例として興味深い事例だ。