株式会社リクルートホールディングスは、長野県松本市にある信州大学と地方創生をテーマとした包括連携協定を本日締結した。同協定に基づき、両者は共同研究開発、教育・人材育成、組織間交流を通じて相互の発展を目指す。
リクルートは、地方創生をテーマに2016年10月より長野県塩尻市と提携。塩尻市を舞台にリクルートの新規事業開発プログラム「Recruit Ventures(リクルートベンチャーズ)」で起案される一部の新規事業の実証実験を実施し、地域社会の課題解決に寄与する事業創造に取組んできた。
信州大学も塩尻市との協定によりさまざまな連携活動を行ってきているなかで、リクルートとのつながりが生まれ、2016年12月より信州大学への講師派遣やローカルイノベーションプログラムなどを行ってきていたという。
今回の連携により、リクルートは塩尻市での実証実験に加え、信州大学の知見や研究手法を活用や、新規事業による地域への貢献度の検証・評価を目指す。信州大学も、リクルートとの連携を通じて、ローカルイノベーターなどの人材育成や教育活動の加速を図る。
まず、最初の取り組みとしてオンラインで薬局に服薬・健康の相談ができる新規事業「すこやくトーク」を通じ、ヘルスケア領域での地域貢献度の研究活動を信州大学と行っていく予定だ。