株式会社アトラエが提供する、働き方改革を促進する組織改善プラットフォーム 「wevox(ウィボックス)」 は、2017年5月16日のリリースから2ヶ月で利用企業数が100社を突破した。

wevoxは、独自の質問を設定された日時に自動で配信する。従業員になるべく負担がかからずに回答できるよう、スマートフォンやタブレットなどあらゆるデバイスで回答可能になっている。

回答結果は自動で集計されるだけでなく、組織の課題点も自動で抽出。

wevoxを使うことで、質問の設計、結果の集計、レポートの作成などの作業から開放され、本来時間をかけるべき改善策の立案などに時間を使うことができる。

アンケートの結果はチームごとに表示され、各チームの調子がひと目でわかるようにレポートされる。

利用している企業から、wevoxの結果をもとに組織課題を特定し、対応する新しい社内制度の導入や、新入社員のフォローアップ、マネージャーのフィードバックツールとしての活用した事例などが生まれているという。

事業責任者の森山雄貴氏は「wevoxは経営陣だけでなく、マネージャーも見ているサービス。現場のマネジメントのPDCAを回すツールとして使われているケースも多く、トライアルを利用いただいた企業の2/3以上は有料プランを選んでくださり、各社の組織改善に役立てていただいております」とコメントしている。

wevoxの結果をもとに、以下のような動きが導入先企業で行われてきたという。

  • 全社で組織の課題を洗い出すグループワークが行われた
  • ワーキンググループのような組織改善チームが発足
  • 日々の疲れを取るための、休暇制度が作られた
  • 従業員間、経営層とのコミュニケーションを活性化するための、福利厚生が作られた(ランチ制度など)
  • 管理職のメンバーと経営者でwevoxのスコアを元に、今後の組織戦略が立てられた

「既に回答データも30万件を突破しており、1回あたり2〜3分程度で実施できる、パルスサーベイとしても定着してきております」と、森山氏はwevoxの手応えを語った。wevoxは、数万人規模の企業でも一部導入されており、その他にも飲食・医療業界での導入など、企業規模・業界・業種に限らず様々な企業に使われているそうだ。

今後は、業界別・企業規模別でのスコア比較や、他社の取り組み事例などをサービス内でオープンにしていくことで、より多くの企業に組織改善を実施いただけるよう開発を進めていく方針だ。