2017年4月7日にリリースしたギャラリーとショップのハイブリッド型サービス「KATALOKooo(カタロクー)」が、GREEN FUNDINGでクラウドファンディングを開始した。KATALOKoooは、サービスリリース前に本誌でも取り上げていた、作家やアーティストが作品を”魅せ、売る”ことが出来るギャラリーとショップのハイブリッド型サービス。

リリース後のKATALOKoooは、アパレル、ジュエリー、アート、プロダクト、グリーン、食品ほか、ジャンルにこだわらず出店ブランド数100を目指して準備をしている。ウェブサービスによるクラウドファンディングだが、KATALOKoooによる今回のクラウドファンディングの目的は、開発や運営資金の調達ではない。

設定されているリターンを見ると伝わってくるが、KATALOKoooが窓口となって、作家やアーティストを支援したいと思うパトロンを募るためのクラウドファンディングだ。支援者が作品やブランドを選んで支援するプランや、KATALOKoooが代わりに支援先を選ぶプランもある。

各プランには有効期限を設定されず、お気に入りの作家・ブランドが見つかり次第支援するなどの対応も可能だという。このクラウドファンディングの根底には「本物のクリエイティブ」に取り組んでいる人たちが認められる世界を作っていこうとする起案者の想いがある。

アマとプロの垣根が曖昧になってきている時代において、作家やアーティストが売上を伸ばしていくためには、人々の見る目を高めていくことも必要になる。作家やブランドを支援していきたいと考えている人はぜひチェックしてみてほしい。