「Airbnb」共同創設者兼CPOのジョー・ゲビア(Joe Gebbia)氏

Airbnbが日本で新サービスの「Trips」を拡大することを発表。都内で行われた記者会見には「Airbnb」共同創設者兼CPOのジョー・ゲビア(Joe Gebbia)氏が登場した。

「Trips」は、Airbnbが手がけるホームシェアリングに続く新サービスで、現地での体験アクティビティを紹介したり、現地で出会う人やスポットを提案する。「Trips」はリリースと同時に、東京、デトロイト、ロンドン、パリ、ナイロビ、ハバナ、サンフランシスコ、ケープタウン、フィレンツェ、マイアミ、ソウル、ロサンゼルスの全12都市で提供開始。

先日の記者会見では、大阪でアクティビティを紹介するサービスの提供開始を発表している。合わせて、国内初の導入となる「ガイドブック」機能についても発表された。これは、エキスパートがおすすめする東京の情報を紹介する機能だ。

ユーザーはAirbnbで滞在するだけではなく、その土地の情報を知ることができ、アクティビティを体験することも可能になった。Airbnbは、2018年を目処にレンタカーやフライト予約といったサービスの提供も開始する予定だという。

ジョー・ゲビア(Joe Gebbia)氏とAirbnbホストたち

Airbnbは、社会事業コーディネーターのRCFと観光促進を通じた地域の活性化を目指すパートナーシップを締結している。Airbnbが体験型観光のプラットフォームとしても成長することで、地域の活性に寄与する可能性は高まる。