クリエイター支援事業を手掛ける株式会社サーチフィールドが運営する、地域に特化したクラウドファンディングサービス「FAAVO(ファーボ)」は、副業による地域貢献を後押しする「FAAVO認定まちデザイナー制度」を3月22日(水)より開始し、同制度の参加者の募集を開始した。
FAAVO認定まちデザイナーは、FAAVOが認定する、地域を盛り上げるクラウドファンディングFAAVOに関する説明から、プロジェクトのはじめ方、プロジェクト中の活動、プロジェクト終了後の対応まで一貫してサポートを行う人々のことを指す。
FAAVO本部が、FAAVO認定まちデザイナーに対してクラウドファンディングの使い方や設計、プロジェクト中の活動についてアドバイスを行い、FAAVO認定まちデザイナーはFAAVOのブランドを使ってクラウドファンディングに関する仕事を創出する。プロジェクトが達成すると報酬が入る。成果報酬制となっており、手数料はサーチフィールド直営エリアの場合3%〜、その他エリアについては通常手数料20%の中から分配となっている。
FAAVO認定まちデザイナーになるには、セミナー受講と面談が必須。その後、所定の申込書を提出する。現在、一期生として47都道府県で1名ずつ47名を募集している。「FAAVO認定まちデザイナー」は、多様な働き方が生まれつつある社会背景から、副業としてクラウドファンディングを普及させることで地域活性化を支援する狙いもあるという。
Uターン、Iターンなどの移住に関する課題に家探しがあることは、移住フィッティングポータルサイト「里まっち」の記事でも触れた。家と同様に、仕事も生活のためには欠かせない。新しい土地で仕事を作り出すことは負担が大きいが、「FAAVO認定まちデザイナー制度」のような仕組みがうまく機能すれば各地域に新たな仕事が生まれるかもしれない。