株式会社Zebras and Company(Z&C)と一般社団法人Tokyo Zebras Unite(TZU)は、「会社とは何か」を考える1日『ZEBRAHOOD 2026』を、2026年11月27日(金)に東京・HOME/WORK VILLAGEで開催する。経営者、実務家、働き手、研究者、行政関係者、金融関係者などが立場を越えて集い、会社の成り立ちや社会的役割を振り返りながら、現代における会社の意味を問い直す場を目指す。定員は現地参加300名予定。

単一の物差しでは語りきれなくなった「会社」
主催者によれば、会社という存在にはいま、複数の意味が重なっている。事業を営む主体であると同時に、地域コミュニティを支える基盤であり、人が働き生きる場であり、自然資本や文化を引き受ける器であり、投資家にとってのビークルでもある。戦後日本の企業共同体が果たしてきた役割は変容し、「成長」や「効率」といった単一の物差しだけでは、会社の存在意義を語りきれなくなっている、と主催者は指摘する。
事業承継、人的資本経営、コーポレートガバナンス、サステナビリティ、地方創生、新しい資本主義——呼び方は違っても、根底にあるのは「会社は何のために、誰のために存在するのか」という共通の問いである。地域の中小企業から上場企業まで、規模や業種を越えて、いまこの問いに向き合う必要が高まっているという。
『ZEBRAHOOD 2026』は、社会的インパクトと経済性の両立を試みるゼブラ企業の実践を手がかりのひとつとしながら、こうした問いを実際に抱える人たちが立場を越えて集い、共に考える1日として位置づけられている。
5つのプログラムで構成、6テーマのワークショップも
当日のプログラムは5つの要素で構成される。
事前配布される「リサーチブック」は、当日の議論の土台となる冊子で、会社の成り立ち、金融・労働・国家との関係の歴史、産業が生んだ課題、そして現代における新たな会社のあり方までを整理するものだ。
午前中は参加者全体で論点を共有する「キーノート&トークセッション」が組まれ、社会・市民・行政・資本・自然文化・知といった複数の視点から、会社が果たしてきた役割を捉え直す。
午後は分科会形式の「ワークショップ」が同時開催される予定で、テーマは①地域ファイナンス、②経営のトランジション、③これからの組織のあり方、④大企業・中堅企業による次世代育成、⑤持続可能社会のつくり方、⑥地域経営、の6つだ。
終日開催される「マルシェ」には15〜20社が出展予定で、売る・売らないを問わず、現場の人が立ち、会話を中心に交流する場として設計される。夕方には1日を振り返り、参加者同士で考えたことを共有する「クロージング」が予定されている。
「進めたい対話を、次の一歩へ」——主催者コメント
Z&C 代表取締役の阿座上陽平さんは、本イベントの趣旨について次のようにコメントしている。
「『会社は何のために、誰のために存在するのか』——この問いに向き合う場面が、経営の現場でも、地域、金融、政策、研究の場でも増えています。一方で、『会社』という同じ言葉を使っていても、それぞれの場で意味するものは少しずつ違います。私たちはゼブラ企業の研究と支援を通じて、社会的インパクトと経済性を両立する経営のかたちを探ってきました。ZEBRAHOOD 2026は、その実践を手がかりに、立場を越えて言葉を揃え、それぞれが進めたい対話や取り組みを次の一歩へつなげる一日にしたいと考えています」
なお、ゼブラ企業は「ユニコーン企業」への行き過ぎた期待や過剰な資源の偏りへのリアクションとして、2016年に米国西海岸で生まれた概念。2023年度からは「骨太の方針」等の国家戦略にも「ゼブラ企業の推進」が明記され、2024年度には中小企業庁による実証事業が開始。2025年度では「地方創生2.0」にも明記されるなど、政策面での位置づけも進んでいる。
詳細プログラム、登壇者、参加方法等は今後順次公開される予定。マルシェ出展企業、メディアパートナー、共創パートナー(協賛)のプレ募集も行われている。
ZEBRAHOOD 2026の開催概要
名称:ZEBRAHOOD 2026
日程:2026年11月27日(金)
時間:9:30〜18:00 ※19時以降、懇親会予定
会場:Home Work Village(東京都世田谷区池尻2-4-5)
定員:現地参加300名 予定
主催:株式会社Zebras and Company/一般社団法人東京ゼブラズ・ユナイト
プレエントリーフォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeS1XqmHEp70vzLjrhHhGugESe8HjTAjCBCbqBkWvE2klKHzw/viewform