2025年8月26日、株式会社グッドパッチは地方銀行と連携して地域企業の課題解決や新規事業創出を支援する「地銀共創パートナープロジェクト」を開始した。第一弾として、株式会社山陰合同銀行と協業を展開する。

政府は2025年6月に「地方創生2.0基本構想」を閣議決定し、地域資源を活用した高付加価値な地方経済の実現を重要方針に掲げている。自治体による取り組みに加えて、地域企業自身が自律的に成長し、持続可能な経済基盤を築くことが求められている。

グッドパッチはこれまで北海道上川町との「未来共創パートナーシップ協定」や、フルリモート体制であるGoodpatch Anywhereを活用した自治体や大学との協働を通じ、地方におけるデザイン活用を進めてきた。こうした実績を踏まえ、地域に根ざした金融機関との連携が、企業の競争力強化や新たな価値創造を後押しすると判断し、本プロジェクトの立ち上げに至った。

本プロジェクトでは、新規事業の創出支援、既存事業の成長や変革、DXやAIの導入に向けた体験設計、さらにデザイン経営やイノベーションをテーマとしたセミナーやワークショップを展開する。第一弾となる山陰合同銀行との取り組みを皮切りに、全国の地方銀行と連携を広げ、各地域の実情に応じた支援を展開していく予定だ。

Goodpatchと地方銀行がパートナーとなり、地域企業へデザイン支援と融資を行うことで、新規事業や雇用創出を促す関係を示した図

地域企業の発展には資金面での後押しだけでなく、事業やサービスを進化させるデザインの力が必要となる。金融とデザインが一体となって企業を支援することは、持続可能な地方経済を築くうえで大きな意義を持つといえる。