「美しく、うつろう四季と暮らす。」をコンセプトに掲げるECサイト「SiKiTO(シキト)」を運営する株式会社TRINUSは、奈良県吉野郡の⿊滝村森林組合と提携。これまで森林で捨てられていたアセビの切り枝をSiKiTOの「枝もの定期便」の商品として活⽤する取り組みを開始した。

⿊滝村森林組合が定期的に森林に⼊り、SiKiTOの品質規格に合致するアセビを選定・収穫。収穫後、切り花の取扱⾼全国2位の「なにわ花いちば」の物流網を利⽤し、黒滝村からSiKiTOの物流拠点まで輸送する。届いたアセビの品質確認・⽔揚げ・梱包をした後、全国の枝もの定期便ユーザーのもとへとSiKiTOが届ける。

通常の林業では、アセビのような低⽊は不要とされ、「下草刈り」として刈られて廃棄されるのが⼀般的だという。本取り組みは、廃棄されていた枝を活用し、林業にとって新たな収益源を作り出そうという狙いだ。