「ビジネスモデル図解」や「会計の地図」などを手掛けてきたビジュアルシンクタンク図解総研と吉備友理恵氏が開発した、共創を可視化するためのフレームワーク「パーパスモデル」のツールキットが無償ダウンロードが1000件を突破したことに合わせて、有償での提供を開始した。

パーパスモデルは、だれが何のためにどんな役割でプロジェクトに関わるかを可視化するこのフレームワーク。2022年8月10日に発売された書籍『パーパスモデル: 人を巻き込む共創のつくりかた』で紹介され、数多くの組織で活用されている。

現代のプロジェクトは利益をマルチステークホルダーの利益を考え、どんな思いで関わっているかを踏まえて進めていくことが肝要だ。だが、その実現は簡単ではなく、そもそもどんな人が関わっているかの全体像を捉えるところから始めなくてはならない。

パーパスモデルは、プロジェクトに関わる人々がどのような関わり方をしているのかの全体像を整理する上で有効なツールだ。パーパスモデルについては、図を生成するためのツール「PURPOSE MODEL STUDIO」の提供に加えて、ツールキットを無償にて提供してきていた。

purpose model studio

今回、無償提供でのダウンロード数が1000を越えたことに合わせて、有償での提供を開始した。無償で価値あるものを提供し続けるのは容易なことではない。有償提供を行うことによって、ツールキットの提供が経済活動として成立すると、しっかりとメンテナンスが行われ、パーパスモデル自体の更新と合わせてツールキットの更新がかかっていくことが期待される。

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