島根県中之島の泊まれるジオパーク拠点「Entô」の別館NESTにて、おかえりが提供する竹でつくったトイレットペーパーの定期便サービス「BambooRoll」が採用された。2023年4月17日より、宿泊部屋18室のアメニティとして導入が開始されている。

海士町は2013年9月にユネスコ世界ジオパークに認定された島根県隠岐諸島の隠岐ユネスコ世界ジオパーク内に位置しており、隠岐特有の「大地の成り立ち」「独自の生態系」「人の営み」というテーマを掲げ、雄大なジオパークの魅力を世界中へ発信している。

Entôはその拠点施設として、ジオパークが持つ凄みや面白みをより体験するために事前に予習ができる展示室“Geo Room “Discover”を併設。また、テラスやラウンジでもジオパークにまつわる展示を行っており、リラックスしながら鑑賞できる。

BambooRollは、FSC認証を得ている竹を使うことを調達方針とした竹100%でできたトイレットペーパー。包装や配送といったところまでこだわりながら、生活者の自宅まで届ける定期便として2021年にサービスを開始した。現在では、公式オンラインショップを通じた生活者への直接販売のほか、全国30店舗以上のカフェや雑貨店で販売している。

世界観の合致するアメニティがホテルに置かれていれば、プロダクトの良い出会いのきっかけになる。本取り組みだけでなく、良いホテルと良いプロダクトのマッチングが増えてほしい。