日程調整ツール「Spir」が資金調達を実施した。Spirは、2020年5月にβ版事前登録を開始し、2020年11月にβ版をリリース。2021年5月の正式にサービスをリリースし、現在は登録者数10万人を突破しているという。

今回調達した資金は、2022年8月にリリースした法人向けプランを中心としたプロダクトの強化と、海外展開のための人材採用強化・マーケティング活動に活用する予定だ。プロダクトの機能追加として予定されているのは以下の3つの機能。

1.社内だけではなく社外の人の予定も合わせての日程調整
2.チームのメンバーの代理の日程調整
3.複数人の担当者の全員もしくは誰か1人が対応する日程調整

私たち編集部もユーザーとしてSpirの利用を続けている。特に、複数人での日程調整を行う場合には、一人ひとりの予定を確認する手間がなくなり、調整にかかる負荷を大幅に軽減されていると感じる。

https://inquire.jp/2021/02/17/spir/

一つひとつは小さくとも、積み重なった時間は、いつしか莫大なものになる。「Spir」を使うことによって、日程調整というタスクにおける手間を省き、より他のタスクに集中できるはず。そうしてより多くの人にとって、仕事における個々人の「創造的」な時間を生み出すことにつながるのではないだろうか。