「自由に働きたい」

「自分のやりたいことだけを仕事にしたい」

そんな思いを抱えてフリーランスになる人は多い。

たしかに、フリーランスはすべて自分次第なので、この希望は叶う。一人で働くというのは、また違った苦労も生まれる。

フリーランスは、経理や書類作業など苦手なことや知識のない業務も自分で対応しなければならない。

せっかく、やりたいことを仕事にしたいと考えていたのに、これではクリエイティブな仕事に時間を割くことができない。

クラウドサービスなども浸透し、仕事のアウトソースもしやすくなった現代では色んな業務の負担は下がっているとはいえ、まだ苦手領域の業務負担は重い。

フリーランスであっても苦手領域を得意な人とシェアし、得意領域で最大限の価値を発揮することができれば、個人がより社会に価値提供ができるようになる、会社員と同じように。

フリーランスのバーチャル株式会社化を実現する「Freelance Basics」

こうした構想のもと、フリーランス総合支援プラットフォームを提供するランサーズ株式会社が、ランサー生活圏構想による各サービスを統合し、個人の株式会社化を実現する「Freelance Basics」としてサービスの提供を開始した

同サービスでは、会社員の優位性をフリーランスにも提供し、会社員とのリソース差分をなくす。そうすることで、フリーランスが顧客に価値提供する得意領域にフォーカスして時間を使えるようになる仕組みを構築するという。

クラウドソーシングサービスも普及し、企業もフリーランスに仕事を発注することも増えた。フリーランスは仕事獲得のハードルは下がってきたが、働き方が急速に多様化する今、新たな課題たちが生まれてきている。

第一弾として、「Freelance Basics」に登録したユーザーが、月額480円でいつでも気軽に弁護士/税理士/専門家の支援を受けられるサービスがリリースされた。

支援内容は「会計」と「法律」の2種類となり、「会計サービス」は確定申告支援、専門家相談窓口などを通して、フリーランスの ”お金まわり”を支援し、「法律サービス」は契約書関連、弁護士相談窓口などを通して、フリーランスの”法律まわり”を支援する。

ランサーズは、働き方における課題を総合的に支援することで、これまで以上にフリーランス個人の持つ能力や才能が最大限発揮できる社会を目指す。