忙しい女性や子育て中の女性にとって、30分の時間は貴重だ。

なんとか30分を捻出できたとしても、移動時間や子どものことを考えると「やりたいことがなかなかできない…」と、もどかしさを抱える女性も多いだろう。

そんな女性が時間を有効に使える”時短”手段のひとつとして、オンライン対面型サービスの利用がある。自宅でビデオチャットツールを使ってサービスを受けることで、移動時間や子供を預けにいく等の時間が節約できるというわけだ。

ビデオチャットツールを使ったオンライン対面型サービスとは

オンライン対面サービスと例として、日本ではファイナンシャルプランの相談やキャリア相談など、さまざまなサービスが展開されている。一方欧米では画面越しにインストラクターと対面しながらレッスンを受けられる”ライブフィットネス”が浸透している。

その波が日本にもやってきた。日本初のライブヨガ教室「FITRA」だ。自宅でヨガ指導が受けられる女性特化型サービスとして、2017年9月から開始された。

自宅で、教室と近い環境を実現

FITRAでは、ビデオチャットツール「Zoom」を利用し、パソコンやスマホを通して指導を受ける。インストラクターの顔を見ながらライブ指導を受けられるため、教室と近い環境を自宅にいながら実現できるサービスだ。

DVDなどを参考に自宅でヨガをすることと比べ、インストラクターからの直接指導は程よい緊張感があり、続けやすいというメリットもある。

ヨガをしている女性の約37%は自宅派というデータもあるが「自宅でしかできなかった…」という女性の新たな選択肢の一つとしても有効だろう。

少人数で受講できるため、インストラクターとのコミュニケーションも密に取ることができる。

「赤ちゃん泣いたら保証」付き。女性のライフスタイルに寄り添ったサービス

FITRAでは、多様なライフスタイルに合わせ、早朝6時台から深夜25時まで好きな時間にレッスンが受けられる。

「赤ちゃん泣いたら保証」にも着目したい。受講中に赤ちゃんが泣きやまず受講を断念した場合、振替受講ができる点も女性特化型ならでは。赤ちゃんの隣で気兼ねなくレッスンが受けられるというのは、子育て中の女性にとって魅力的だ。

マタニティ向けのレッスンや体験受講も用意されており、幅広い女性にとって気軽に始められるサービスとなっている。

日本のヨガ市場が2,600億円と成長するなか、今後も注目したいサービスだ。