釣りコミュニティサービス「ツリバカメラ」、日本最大級の釣り情報サイト「ツリホウ(釣報)」 を運営するウミーべ株式会社が、『魚に触れる人』のために作られたハンドソープ「フィッシュソープ」を発売した。

歴史ある業界は、エンドユーザーに目が向くよりも、業界の内側を向いて商品開発やマーケティングが行われる傾向がある。ウミーべはこれまで「釣り」という歴史ある業界において、「釣りを、やさしく。」をコーポレートビジョンに掲げ、エンドユーザーに向けて釣りに親しみやすくなるようサービスを展開してきた。

彼らがサービスを提供する中で発見した課題は、魚に触れたあとの「臭い」や「ぬめり」だった。これまでのウェブを通じたソリューションでは解決できない課題を解決するべく、ウミーべはプロダクトを開発。臭いやぬめりに対応したハンドソープをユーザーに届けることで、釣りをはじめ魚に触れることを楽しめるようにした。

インターネットでサービスを開発していた企業が、オフラインに進出したり、商品を開発したりするケースは増えてきた。データを集め、ユーザーを理解している企業が、ユーザーの体験をさらに改善していくために活動領域を広げているからだ。

「フィッシュソープ」は、取扱店舗か、Amazonで発売される。釣り好きな人以外にも、魚に触れる機会のある人はチェックしてみてはいかがだろうか。