ロボットを遠隔操作して、遠隔地にある物や人が近くにあるかのように感じながら、リアルタイムに操作を行う環境を構築する技術を「テレイグジスタンス」と呼ぶ。通信技術やVR技術、ロボティクス技術の向上によって、実現が近づいてきている。

そんな中、​イクシー株式会社は⼤成建設株式会社と共同で、⼒触覚伝達技術を利⽤したロボット遠隔操作システムの開発に着⼿した。同システムは、作業者がインターネットを介して遠隔地でも対象物の硬さ、軟らかさを感じながらロボットを操作出来るようにし、ロボットが⼈間の操作を学習し、⾃ら作業出来るようにする事を⽬指す。

これまでにイクシーは、外⾻格型の⼒触覚提⽰デバイス「EXOS Glove」と5指ハンド「EXOS Hand Unit」、ロボットアーム「EXOS Arm Unit」などを開発してきた。これらのデバイスを採⽤し、組み合わせたシステム構築を行う。

なお、本システムに使⽤する五指ハンド「EXOS Hand Unit」は7/20 9:00より⼀般販売を開始している。現時点では以下の動画のようなプロトタイプが動作しており、今後システムのブラッシュアップを進めていくという。