「漁業の担い手不足」という日本の課題に対し、漁師への興味を喚起するための様々な活動を行っているフィッシャーマン・ジャパンが、活動の一環として新たに、早起きな漁師が起こしてくれるモーニングコールサービス「FISHERMAN CALL」をスタートさせた。

フィッシャーマン・ジャパンは、漁業のイメージをカッコよくて、稼げて、革新的な「新3K」に変え、次世代へと続く未来の水産業の形を提案していく若手漁師集団。新しい水産業の仕組みに関わるすべての人を「フィッシャーマン」と呼び、水産業に特化した求人サイト「TRITON JOB」など様々な活動を行っている。

彼らが新たにスタートした「FISHERMAN CALL」では、朝に強い漁師が、朝が苦手な若者の早起きを手助けすることで漁師と若者の交流機会を少しでも増やすことを狙いとしたサービス。海に出ている漁師が、海の上から若者にモーニングコールをかける。こちらがサービスの映像だ。

起こしてもらいたい若者は、サイト上から漁師を選び、規約に同意すると朝に電話がかかってくる。サイトには漁師の1日のスケジュールも掲載されており、どれだけ早く起きているのかがわかる。

「FISHERMAN CALL」には石巻市も協力。真剣に漁師と若者との新たな接点を生み出していこうとする姿勢が伝わってくる。

漁業の担い手不足という課題を解決するために、一風変わったアプローチを仕掛けているフィッシャーマン・ジャパンの新たな動きに注目だ。