株式会社Xiborgとスルガ銀行株式会社が提携し、Xiborgのアスリートとして活動している池田樹生選手のサポートをしていくことを発表した

Xiborgは、最先端のテクノロジーを活用したさまざまな義足の開発を通じて、障害者の活躍を支援している。同社は義足のアスリートが100m走で健常者のアスリートよりも速く走ることを目指し、バイオメカニクスを考慮した競技用義足の開発や義足を使用して活躍できる選手の育成を行なっている。

義足は、東レ株式会社、東レカーボンマジック株式会社、ソニーコンピューターサイエンス研究所と研究開発を行なっており、競技用義足の他にはサイボーグ義足の開発も行っている。

今回、Xiborgと提携したスルガ銀行は、1990年に静岡県、沼津市と共同出資のもと株式会社エイ・ピー・アイを設立。重度障がい者に雇用機会を提供することで、社会的経済的自立を促進するとともに、障害者自らが技術習得を図れるよう支援を行なってきた過去がある。

Xiborgは池田 樹生(いけだ みきお)選手に対して行なう競技用義足の研究・開発ならびに提供、練習や競技会での支援などといったサポートに要する資金について、スルガ銀行からXiborgを受ける。今後、スルガ銀行は「スポーツサポート企業」としてのイメージPR活動を行う。年間300万円の支援が、2020年まで続く予定だという。

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