荷物を預けたい人と荷物を預かってくれる人とをつなぐ個人間クロークサービス「monooQ」を運営するLibtown株式会社が、三井住友海上保険株式会社の協力を得て個人間での荷物預かりサービスにおいて初となる包括的保険(受託者賠償責任保険)に加入した。
被保険者は、ホスト登録し荷物預かりサービスを行う従事者。「monooQ」に登録し荷物預かりサービスを提供するホストと、荷物を預けるユーザーの双方に対してサポート体制を整える狙いだ。
本来、個人同士をつなぐマッチングプラットフォーム型事業の場合、荷物預かり中の過失に対する保険料は本来であれば荷物預かりサービスの従事者から徴収される、個人が従事者として参加しやすいサービスを目指す「monooQ」は、保険料がサービス従事者の負担にならないよう仕組みを設計した。
荷物が預けた人に元の状態で返還できなくなった場合に、サービス従事者が法律上の賠償責任を負担することによって被る損害に対して、保険金が支払われる。ただし、賠償責任保険であるため被害額の認定は時価になるほか、当社規約に基づき対象外となる物は補償の対象にはならない。
Libtownは、2017年内に都内を中心に預かり場所を順次増やし1,000箇所まで拡大することを目指している。近日中にはプレステージ・インターナショナル株式会社の協力を得て、ヘルプセンターの設置も予定しているという。