株式会社リクルートホールディングスがクラウド人材管理ツール『カオナビ』を提供する株式会社カオナビへと、合同会社RSIファンド1号を通じて資本参加した。

カオナビは、2012年から顔写真が並ぶクラウド人材管理ツール『カオナビ』の提供を開始。『カオナビ』は、社員の顔と名前、実績、評価、才能などを一致させることで、人材配置や抜擢などのマネジメント業務をサポートするサービスだ。

人材情報を可視化することで、社員の情報やスキルをすぐに知ることができ、プロジェクトや経営のスピードアップに貢献。人事情報の一元化などの利便性が評価され、400社以上の企業へ導入されてきた。

昨今、企業の人事業務を支援するクラウド型ITサービスの市場が急成長を続けている。クラウド上で人事や評価のデータを一元管理することによる企業の人事業務を効率化や、蓄積されたデータを活用することによる従業員の定着・育成を促進が期待されている。

カオナビは今回のリクルートの資本参加を受け、HR Tech領域における事業提携の検討・協議を開始し、市場の発展に寄与する方針だ。