2017年3月、赤坂サカスにて最先端のパラスポーツVRエンターテインメント体験が可能なコーナーが出現した。イベントを主催していたのは、パラスポーツを通じてみんなが個性を発揮できる未来を目指すTOKYO発のチーム「TEAM BEYOND」。

2020年のパラリンピック開催に合わせて、パラスポーツを普及しようという動きがあるが、パラスポーツはインストラクターも足りていないため、一般の人が体験する場がなく、興味を持ちづらい状態だ。

こうした課題を解消し、パラスポーツをエンターテイメントというかたちで伝え、体験会などを日本中で容易に実施したいという思いから、株式会社ワン・トゥー・テン・ホールディングスによって車椅子型VRロードレーサー「Cyber Wheel」が開発された。

赤坂サカスの展示には、車椅子型VRロードレーサー「Cyber Wheel」の体験コーナーも設置。実際の車椅子マラソンにおいて最高速度は60kmを越え、平均でも35kmという速度を体験する人々が列を作っていた。