株式会社リビタは、隅田川沿いの水辺に建つ築28年のリノベーションホテル「LYURO 東京清澄 -THE SHARE HOTELS-」を、4月14日(金)にグランドオープンする

客室は、個室タイプ4種23室(定員1~4名)を用意。18室あるリバービューの個室には、川を臨むバスルームが設置される。ドミトリータイプは30ベッドが用意され、部屋ごとに貸し切り利用も可能となっており、一人旅行者からグループ旅行者まで幅広いニーズに対応する。

2階部分には、水辺での時間を楽しめるまちに開放されたオープンスペースとして、隅田川に面した幅44メートルの多目的スペース“かわてらす”を開設。グランドオープンに合わせ、“かわてらす”には、レストラン、ブルワリーもオープンする。

東京都建設局が、平成25年度より、水辺の更なる魅力向上と地域の活性化を目的に、河川敷地を活用して飲食店を営業する「かわてらす」の出店事業者を募集。リビタが事業者選定を受け、「LYURO東京清澄」の2階デッキに「かわてらす」を開設することになった。

東京では水辺の新しい可能性を創造しようというプロジェクト「ミズベリング」が展開されている。2014年3月からスタートした失われた水辺を取り戻すムーブメントは、日本全国に広がっている。「LYURO東京清澄」の存在は、水辺の利活用へのさらなる注目を集めることになりそうだ。

リビタが2016年3月に北陸金沢で第一号店「HATCHi金沢」を開業した「THE SHARE HOTELS」は、2017年3月に東京・清澄白河で「LYURO 東京清澄」、春に北海道・函館、夏に金沢二号店の開業に向けた準備を着々と進めている。今後は、京都など、全国の地方都市にて積極的に事業展開を計画しているそうだ。