2017年3月22日(水)、荷物一時預かりシェアリングサービス「ecbo cloak」を運営するecbo株式会社は、個人投資家の千葉功太郎氏、渡瀬ひろみ氏、ANRI 2号投資事業有限責任組合を引受先とする総額数千万円の第三者割当増資を実施した。

「ecbo cloak(エクボクローク)」は、2017年1月18日にリリースした、IoTを利用して(※1)「荷物を預けたい人」と「荷物を預かるスペースを持つお店」とをつなぐ、シェアリングサービス。カフェ、レンタサイクル、着物レンタル、ネイルサロン、美容院、アパレルショップ、ゲストハウス、コワーキングスペースなどの多種多様なスペースで荷物の一時預かりが可能となっている。

店舗を運営する知人と話している際に、クロークサービスの提供を検討している話を聞いた。場を有効に活用するために、クロークサービスの導入を検討する運営者は多いだろう。すでに存在しているサービスを導入するのであれば、コストも抑えられる。

全国から店舗登録の問い合わせが来ており、今後、京都、大阪、福岡なども順次公開していくそうだ。今回の資金調達により「ecbo cloak」は年内に10,000万店舗の導入と、機能拡充のため将来に向けた事業基盤の強化を図る。


※1:ecboでは、写真を撮ってそのデータをもとに荷物預かりをするという意味で「IoT」と表現しているという。一般的な「IoT」とは異なるとも解釈できるため、記事内では表現を変える修正を行った。