株式会社博報堂のブランディング専門組織 博報堂ブランドデザインが、デンマークのクリエイティブ人材育成の専門組織「カオスパイロット(The Kaospilots)」と協働することを発表した

カオスパイロットは、「Ode magazine」が2007年に“型破りな名前だが、世界で最も刺激的なビジネススクール“と評し、「Business week」では2008年に世界のベストデザインスクールとして紹介された、ビジネススクールとデザインスクールの考えを統合したビジネスデザインスクール。

カオスパイロット初の日本人留学生として同校を卒業した大本 綾氏が代表を務める、北欧流教育デザインコンサルティング・ファーム「株式会社レア」とも協働。ブランディングやイノベーションをサポートする「クリエイティブ・リレーションシップ・プログラム」の提供を開始する。

「クリエイティブ・リレーションシップ・プログラム」は、博報堂ブランドデザインが有するブランド・イノベーションに関する知見・経験と、カオスパイロットの創造的な人材・チーム作りに関する知見・経験を組み合わせたプログラム。

リサーチやアイデア発想などのワークと並行し、メンバー個々の資質と意志を探求し、それぞれがクリエイティブな資質を発揮し、チームの関係性を構築するプロセスが組み込まれているという。

企業を取り巻く課題が多様化する中、良質なブランドを実現したり、これまでにない製品やサービスを生み出したりするためには、ナレッジやメソッド、ノウハウに加え、それに関わる個人が意思を持ち、クリエイティブな資質を発揮すること(=クリエイティブ・リーダーシップ)が求められる。

企業が課題を解決していく過程において、関わるメンバーが自己の可能性を掘り下げていく流れはさらに加速しそうだ。