ワシントン大学などが参加するプロジェクトチームによって、車いすやベビーカーで移動に適したルートを提案してくれる地図サービス「AccessMap」がスタートした。

健常者が障害なく移動できるルートであっても、車いすユーザーやベビーカーを利用している人にとっては移動が困難であることは多い。

AccessMapを利用すれば、ルート検索時にスロープのない段差、斜度の高い道、工事現場を避けたルートを調べられる。

車いすやベビーカーで移動するユーザーは、事前にルートを確認できるようになる。

AccessMapの地図には、道がどの程度の斜度になっているかも表示されるので、より負担の少ないルートを選ぶことが可能だ。

日本でも、2015年にGoogleが非営利団体を対象にテクノロジーで社会をよくするアイデアを公募した「Google インパクトチャレンジ」で、「みんなでつくるバリアフリーマップ」がグランプリを受賞している。