2017年よりインパクト投資を調査研究を開始し、推進している一般財団法人社会変革推進財団(「SIIF)は、2022年の年末に山積する社会課題の中でも「機会格差」、「地域活性化」、「ヘルスケア」の3つの領域を自社の注力する社会課題のテーマと定め、各テーマの構造を明示するための「課題構造マップ」を公開した。

「課題構造マップ」は、SIIFが2023年春に発行する3課題のビジョンペーパー(課題解決の展望、変化の予想図、組織としての方向性の明示)を制作するにあたり、各課題において構造上、何がどのように複雑に絡み合っているかを俯瞰的に捉えるために作成されたもの。作成に用いた情報は、公開情報に加えて、各テーマの専門家、関連事業者、地域金融機関を含む約30名へのインタビュー等から情報を収集した。

機会格差の課題構造マップ

地域活性化の課題構造マップ

ヘルスケアの課題構造マップ

マップは、著作権者の許可する範囲内であれば⾃由にコンテンツを使⽤できる「クリエイティブ・コモンズ」のライセンスで公開されている。今後、3つのテーマの「課題構造マップ」は、事業推進する中での気づきや関係各社からのフィードバックを得ながら、より進化させていく方針だという。


機会格差
https://www.siif.or.jp/wp-content/uploads/2022/12/kadaikozomap_kikaikakusa.pdf

地域活性化
https://www.siif.or.jp/wp-content/uploads/2022/12/kadaikozomap_chiikikasseika.pdf

ヘルスケア
https://www.siif.or.jp/wp-content/uploads/2022/12/kadaikozomap_healthcare.pdf