アトラエが提供するビジネス版マッチングアプリ「Yenta(イェンタ)」は、新しい出会いだけでなく、既存のつながりを可視化し、再会するきっかけを提供できる新機能「RM(Relationship Management)機能」をリリースした。

Yentaは、2016年1月にリリースされたビジネスパーソン向けのマッチングアプリ。毎日12時に10人のプロフィールがレコメンドされ、「興味あり」「興味なし」とスワイプするだけで、お互いに興味を持ったビジネスパーソン同士がマッチングする。

新機能であるRMは、既につながっている友人・知人との関係性を可視化でき、その中でも久しぶりに会いたいと思える人たちと再会するきっかけを提供する。ユーザーが同機能を利用する流れは下記の通りだ。

  1. ユーザーの友人・知人を「親しい度合い」と「会いたい度合い」でグルーピング
  2. ユーザーの人間関係の”距離感”や”重要度”などが一目でわかる
  3. Yentaが、会いたい人・親しい人を解析し、再会した方がいい人や再会を提案
  4. 久しぶりに再会できたら、その関係性をアップデート(2に戻る)

RM機能で既存のつながり”を可視化した先には、グループ(複数人)でのマッチングを提案するグループマッチ機能も新たに利用できる。ユーザーの中に既にあったつながり同士をむすび、新たな出会いを生む機能となっている。

「社会関係資本」とも呼ばれるように、人とのつながりは大事な資産だ。本質が変わることはないが、つながり方の方法は環境と共に変化する。Yentaによる新たな機能は、つながりを求める人たちにとってのた助けとなりそうだ。