大東建託株式会社と株式会社スノーピークは、「賃貸×野遊び×防災」をテーマとした地域コミュニティをプロデュースする「野遊び賃貸プロジェクト」を発足した。

2023年度までに、野遊び賃貸の拠点「nonoka(野の家)シェアフィールド」の開発を推進し、防災をテーマに各エリアの地域性に合わせた持続可能なコミュニティの創出を通じて、地域と人とが「つながるしくみ」の構築を目指すという。

「野遊び」を取り入れたシェアフィールド「nonoka(野の家)」は、両社の目指す「防災という概念が野遊びに代わる文化の構築」を実現するために必要な、リアルなコミュニケーションを生み出すことを目指した場所。

「nonoka(野の家)」では、家にいながら自然が感じられる賃貸住宅を中心に、住民同士のコミュニケーションを育む焚き火ラウンジ、住民以外も利用できるゲストハウス、防災グッズやアウトドアグッズの販売を行うショップの設置、住民に向けた野遊びを通じた防災訓練の提供なども行う予定だという。

両社はプロジェクトの発足と同時に、地域防災・地域創生につながるコミュニティ創りを行うオーナー、事業パートナーの募集を開始。同プロジェクトには防災アドバイザーとして国内外での防災教育普及に取り組んでいる、NPO法人プラス・アーツも迎え、「nonoka(野の家)」の防災力を高めていく予定だ。