若者の「コロナ失職」包括支援プログラムでは、READYFORと育て上げネットが共同で、若者の就労支援を行う団体を対象に、休眠預金を活用した事業資金の助成ならびに団体への伴走プログラムを提供する。伴走プログラムを通じて、育て上げネットの就労支援ノウハウや企業とのマッチングの実施、READYFORによる事業運営支援など、非資金的なサポートを提供する。

事業資金の助成に用いる休眠預金とは、10年以上取引のない預金だ。休眠預金等活用法により、社会課題解決のために休眠預金を活用する制度が2019年度から開始されている。昨年、READYFORは、一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)から休眠預金助成事業の資金分配団体として採択を受け、約3.5億円の休眠預金を活用し17団体に対して助成。今回、READYFORと育て上げネットは共同で、JANPIAから資金分配団体に採択された。

支援プログラムの主な助成対象は、リスキング(学び直し)、キャリア形成支援、生活支援などを行う団体。助成先団体は、2022年2月22日(火)から3月15日(火)18時まで公募を行い、その後審査会を経て4月22日(金)頃決定予定だ。