ビジネスマッチングアプリ「yenta」にタイムライン機能が追加

アトラエが開発・運営するビジネスマッチングアプリ「yenta」がタイムライン機能をリリースした。タイムライン機能では、ユーザーが自分から誰かの投稿にリアクションをしたり、コミュニティに対して募集をかけることにより、1対Nのコミュニケーションのきっかけを促進する狙いだ。

今回リリースされたタイムライン機能では、yentaのコミュニティに対して「募集する」「応募する」といったアクションが可能になる。これまでyentaは、マッチングアプリとしてスワイプ形式の1対1のマッチングをメインに行ってきた。

2019年には、アプリ内にコミュニティを形成し、そこに所属するメンバー同士がマッチングできるコミュニティ内マッチング機能の提供を開始。マッチングのあり方に対する試行錯誤を行ってきている。

ビジネスにおけるつながり方、出会い方を変えようとするプレイヤーたち

yentaのタイムライン機能によって思い出すサービスが2つある。「bosyu」と「Eight」だ。bosyuは、仕事を簡単に募集できるサービス。最近では募集する仕事に報酬を設定可能になり、様々な募集が掲載されている。yentaに追加された機能で募集や応募という行動が行われるとなると、用途が近づく面もある。

Eightは、名刺を交換した相手とつながるビジネスネットワークのサービスだ。アプリ内にはタイムライン機能があり、近況等を投稿してつながっている相手に伝えることができる。タイムラインという点で共通している両サービスは、つながる前に重きを置くか、つながった後に重きを置くかで変わってくる。

それぞれ背景や強みとする点は異なる。だが、重なってくる領域があるのは間違いない。ビジネスを前進させるために、良い人と出会い、つながることはいつだって必要だ。この領域において様々な試行錯誤が行われることは、新たな事業が発展するためには欠かせない。