テーマ

少子高齢化を迎え、労働人口が減少していく日本において、「移民」は避けては通れないテーマだ。

移民というテーマは、世界各地で注目されている。移民を積極的に受け入れてきた諸外国では、経済停滞や人々の不安を移民の存在へと投影する動きも目立つ。

この先、日本も移民が増えていったとしたら、「デモクラシー」を包摂ではなく、排除の手段として使うようになってしまうのだろうか。そもそも、日本において移民とはどういう存在なのか。

今回のゲストである『ふたつの日本「移民国家」の建前と現実』(講談社現代新書)を3月に発売された望月優大さんは、著書の中で「日本はすでに複雑さの中に生きている」と述べた。

「移民」というテーマに向き合うことで、日本を見つめ直し、これからの社会を考えられるのではないだろうか。現在の日本の移民事情をマクロとミクロの双方から見つめ、いかに多文化と共生するかを考えてみたい。

そこには「私たち」を捉え直すことや、出自や民族、宗教にとどまらない多様性の包摂に向けたヒントがあるように思う。

ゲストプロフィール

望月優大
「ニッポン複雑紀行」編集長

1985年生まれ。日本の移民文化・移民事情を伝えるウェブマガジン「ニッポン複雑紀行」編集長。国内外で移民・難民問題を中心に様々な社会問題を取材し、「現代ビジネス」や「Newsweek」などの雑誌やウェブ媒体に寄稿。3月発売の近刊に『ふたつの日本「移民国家」の建前と現実』(講談社現代新書)。代表を務める株式会社コモンセンスでは非営利団体等への支援にも携わっている。

著書:https://www.amazon.co.jp/dp/4065151104/
Twitter:https://twitter.com/hirokim21

イベント概要

開催日程

2019年4月8日(月)19:30-21:30

開催場所

amu(東京都渋谷区恵比寿西1-17-2

参加費

一般 3000円
書籍購入済み割引 2500円
書籍付きチケット 3500円

定員

30名

チケット購入

URL:
https://unleash-event04.peatix.com/