ことばと経営

VUCAの時代と呼ばれる中で、変化の激しさが増しており、どの企業も組織変革が求められている。

企業の存在意義をいかにデザインするかが問われ始めている中で、「ことば」はビジョンやミッション、バリューを定め、人々の行動に影響を与えてカルチャーを構築する。強いカルチャーのもとで従業員体験(Employee Experience)が育まれ、外部への顧客体験(Customer Experience)の醸成へとつながっていく。

アイデアやソリューションがコモディティ化しつつある今、違いは組織の思想やパーパス、アイデンティティの違いから生まれる。この現象に対し、サイモン・シネック氏は「WHYから始めよ!」と呼びかけ、ロベルト・ベルガンティ氏は「意味のイノベーション」という言葉で語った。

企業は、自分たちの行動の核となる「ことば」を見つめ直さなければならなくなっている。この先、経営者はどう「ことば」と向き合うべきなのか。コピーライター、UXデザイナーという異なる職種から「ことばと経営」に向き合ってきたゲストたちと考えてみたい。

ゲストプロフィール

森田 哲生
Rockaku代表

株式会社Rockaku代表取締役。工夫舎 舎主兼編集長。編集プロダクション、広告制作会社などを経て2007年に独立し、2012年に株式会社Rockakuを設立。コピーライターとしてブランディングやコンセプトワークなどを中心に手がけながら、経営者のアドバイザーや、サービス開発などの仕事にも積極的に取り組む。また、企業や自治体、官公庁などでさまざまな研修や講義を担当。著書に『書かなきゃいけない人のためのwebコピーライティング教室』がある。最近では落語や講談の世界にのめり込み、自らの講義やプレゼンテーションを「話芸」としてとらえ直すように。書く・話すというアウトプットの境界を行き来しながら、言葉の伝え方を模索し続けている。

山本郁也
Deracine代表

株式会社デラシネ 代表取締役。株式会社チカビ エグゼクティブディレクター。株式会社インクワイア デザインフェロー。木曽地域地場産業振興センター 非常勤職員。特定非営利活動法人 人間中心設計推進機構 評議委員。 楽天株式会社や株式会社リクルートを経て、独立。情報サービスや観光施設など、オンライン・オフラインを問わず、様々なプロジェクトの計画や実行を手がける。専門はUXデザインと情報アーキテクチャ。手掛けたプロジェクトの受賞歴にグッドデザイン賞、キッズデザイン賞、HCDベストプラクティスアワードなど。 花、邦楽、西洋音楽、ビデオゲームを趣味とする。木曽在住。花人。

イベント概要

開催日程

2019年3月26日(火)19:30-21:30

開催場所

EIJI PRESS Lab(東京都渋谷区恵比寿南1-9-12 ピトレスクビル 5F

参加費

3000円(1ドリンク付)

定員

30名

チケット購入

URL:
https://unleash-event03.peatix.com/