みんな大好きなオンラインストリーミングサービス「Netfilx」。世界で1億3000万人ほどのユーザーを抱えるモンスターサービスが、日本で新たな展開を見せるようだ。

海外の採用支援システム(ATS)「Lever」上に、Netflixが「編集長」のポジションを募集しているというページが掲載されている

募集しているのが、「編集長」というポジションというのが面白い。以前、WeWorkが日本上陸間近の際に、同社がコミュニティマネージャーのポジションを募集していることを記事にした

編集長という役割も、ユーザーコミュニティの管理なども含まれるが、それだけではない、と募集文の中で念押しされている。なにせ、グローバルなゴールを見据えながら、ハイコンテキストなカルチャーを持つという日本において、その空気を掴んでローカライズしていかなければならない。

彼らが探しているのは、日本のカルチャーや日本の消費者を理解し、マーケティング、PR、コンテンツ、分析など多様なチームと連携し、Netflixというサービスを話題にしていく、そんな役割のようだ。

Netflixといえば、『NETFLIXの最強人事戦略 自由と責任の文化を築く』でも語られていたとおり、プロフェッショナルなスポーツチームのように一軍に加入するのが難しい、組織づくりに力を入れている。

そんなチームで、重要なポジションとして求められているのが、「編集長」というのは面白い。「マーケター」を募集するよりも、どこか文化的な匂いがする。