株式会社ジラフが2017年10月にリリースしたスマホ端末のフリマサイト「スマホのマーケット(以下、スママ)」内にて、不要となったスマホを即座に現金化できるサービス「スママDASH(ダッシュ)」をリリースした。

「スママDASH」はスママ内でご利用できる、スマホ端末の即時買取サービス「スママダッシュ」で査定申込をすると、0秒で買取金額を確認でき、速やかにスマホを売却することができる。

「スママDASH」が利用可能になることで、「スマホのマーケット」の出品者は、売りたい中古端末を即現金化するのか、自分の希望する価格で販売するのか選べるようになる。

買取金額の値付けは、スママや買取価格比較情報サイト「ヒカカク!」を運営するジラフが知見を活用して行う。「端末に残っている個人情報が流出してしまわないか不安」というユーザーの意見に応えて、スママで提供しているデータ削除オプションを無料で提供する。

即時現金化といえば、2017年はファッションアイテムなどを撮影するだけで即査定・現金化できる買取アプリ「CASH」が話題となった。

同サービス開始からわずかな時間で予想以上の反響からサービスを停止し、サービス再開からわずかな期間でDMM.comが70億円で運営会社のバンクを買収している。

「スママDASH」も即時現金化のサービスだが、フリマサイト内のサービスとして提供されるため、売りたい中古端末を即現金化するのか、自分の希望する価格で販売するのか選べる点が大きい。

スマホを売りたいと考えるユーザーの売るハードルを下げ、運営元のスママとしてはスマホ端末を確保しやすくなる。「スママDASH」のリリース後、どのような反響があるのか、楽しみだ。

【追記】サービスリリース後、買い取り査定額の値上げが発表された。