株式会社ジラフは2017年12月に買収した匿名質問サービス「Peing – 質問箱」の海外展開を開始した。英語版のリリースにより、アメリカやイギリス、香港など既に40ヵ国以上のユーザーが利用しているという。

「Peing – 質問箱」はtwitter上で利用できる匿名型の質問サービス。エンジニアが個人で開発し、2017年11月にサービスをリリースして間もなく、月間2億PVの巨大サービスへと急成長した。ジラフはサービス開始から2ヶ月後に同サービスを買収している。

ジラフ代表取締役CEO麻生 輝明氏は、海外展開について意欲的な目標を掲げている。

「米英を中心とした英語圏でサービスをリリースしますが、今後は更なる多言語化を進め、英語圏のみならず数十、数百ヶ国のユーザーに利用されるサービスへと成長させて参ります」

イスラエル発の匿名質問アプリ「Sarahah」のように、匿名質問サービスは海外にも存在している。「Peing – 質問箱」が海外に展開し、ユーザーを獲得する余地は十分にあるのではないだろうか。