株式会社ジラフが個人事業主のせせり氏が運営する匿名質問サービス「Peing – 質問箱」の買収に関し、開発者であり運営者でもあるせせり氏と事業譲渡契約を締結したことを明らかにした

「Peing – 質問箱」は2017年11月にリリースされた、Twitterを通じて匿名で質問できるサービスだ。イスラエル発の匿名質問アプリ「Sarahah」に似ているが、アプリのダウンロードは不要。質問して欲しい人は、PeingとTwitterを連携させるだけで、Twitterユーザーから質問を受け付けることができる。

リリースからわずかな期間で、月間2億PVの巨大サービスへと急成長。一方で、運営者の「せせり氏」は「Peing – 質問箱」の既存の開発体制の限界を感じており、ジラフにサービスを移管し開発を進めていくことが本サービスの成長にとって最適だと判断したという。

ジラフへの事業譲受は既に完了しており、今後はソーシャルゲーム会社の株式会社ポケラボ創業者であり、現ジラフ執行役員の佐々木俊介氏が事業責任者に就任して、「Peing – 質問箱」の拡大に尽力する。せせり氏は今後ジラフのアドバイザーとして参画する。

ジラフは2017年10月に中古のスマートフォンを安心して売買できる、フリマサイト「スマホのマーケット」等をリリース、2017年11月にはシリーズBでアイ・マーキュリーキャピタル、グリー、メルカリファンド等から総額4億円を資金調達しており、勢いが止まらない。