実名制Q&Aサイトを運営するQuoraが11月14日に日本語版のサービスの提供を正式に始めた。

Quoraは2009年に北米で創業した。創業から8年ほどで、評価額10億ドル以上の「ユニコーン企業」の仲間入りを果たしている。今では、月間ユニークビジター数が2億人を超えているそうだ。

著名人たちが実名で回答していたりするので、回答の説得力が強い印象がある。筆者も海外サービスの疑問等を調べる際にお世話になったりした。

英語のQ&Aサービスとして始まったQuoraは、2016年からは多言語化を開始。現在はドイツ語、スペイン語、フランス語、イタリア語でもサービスを提供していて、この度日本語にも対応。現在は、アクティブな日本語ユーザーが集まってきている。

Quoraは、氏名、メールアドレスを登録するか、Facebook、Googleアカウントと連携することでユーザー登録を行い、トピックやユーザーをフォローすることで色々なQ&Aを追っていく。スマートフォンアプリからも利用でき、質問の投稿や回答が可能だ。

Q&Aサービスは日本にも存在するが、実名制のものは少ない。また、Q&Aはどのような質問が投稿されるかに、コミュニティの文化が影響する。Quoraに質の高い質問や回答が集まれば、自然と差別化は図られそうだ。

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