中学生、高校生のためのプログラミング・ITキャンプ/スクールを開催しているライフイズテックが、11月1日に地方創生のための自治体向けIT人材育成サービス「Tech for Local(テック フォー ローカル)」を開始すると発表した。

ライフイズテックは、これまでにメンターの育成研修や、中学生・高校生向けのITキャンプを全国各地の39大学・20自治体と連携して開催してきた。累計の参加者数は25,000人に達し、中高生のアプリリリース事例も200件を超えているという。

同社が自治体向けに始めたTech for Localでは、大学生・中高生向けに、3日間の短期から1〜3年間の長期までのIT人材育成施策を提供する。全てのプログラムをライフイズテックが企画・運営し、教材開発・機材準備・人材育成などは全て担当する。自治体の担当者が対応するのは、開催場所の用意や参加者募集のみだ。

過去にライフイズテックと取り組みを実施した福岡県飯塚市・嘉麻市・桂川町といった自治体では、卒業後9割以上の学生が地域外の企業に就職するという人口流出の課題があった。IT人材の育成を通じて、地域に人材がとどまるエコシステムの構築を狙い、育成に取り組んだという。

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