ソニーは、住空間に溶け込み、新たな体験を創出する家電を提供するLife Space UXシリーズなどを販売するインテリアショップ『Life Space Collection』を、4月15日より期間限定でオープンする。

『Life Space UX』は、家電と住空間の関係性を見直し、家電が存在することで住空間のなかで新たな体験や価値を提供することをテーマに据えたシリーズ。これまで電球型スピーカーや、ポータブルプロジェクターなど、オーディオビジュアル機器計4製品を発売している。

今回の『Life Space Collection』では、住空間との関係性を大事にしたLife Space UXの製品を配した16種類の生活シーンを用意。オーディオビジュアル機器が本来設置されるイメージの少ないキッチンなども含め、さまざまな空間の体験を変える提案が行われている。無論インテリアショップと名乗る通り、Life Space UXの商品群やその場で展示されている家具は購入可能とのこと。

3月末で閉館した銀座ソニービル時代も展示はされていたLife Space UXの製品群。しかし限られた空間内では特定の生活シーンに基づいた提案となり、その利便性の訴求が難しいようにも見えたのは正直なところだ。それが今回全く別の空間と16もの生活シーンを用意することで、その真価を発揮してくれることが期待される。

会期は2017年4月15日〜6月30日までの2ヶ月半。会場は表参道に面するビルの1階で交通量も多く、道行く人の視線も集めやすく場所に設置された。オープンからの7日間、4/21までは、今年の1月のCESで展示された「新4Kプロジェクター-It’s all here-」の国内初展示も行われる。

ソニーが提案する、空間との関わり方を再設計した家電に興味のある方は、是非足を運んでみていただきたい。