イグニション・ポイント株式会社が、フリーランスに新しい働き方を提供するプラットフォームとして新会社「株式会社POINT EDGE(ポイント・エッジ)」を設立した

イグニション・ポイントは、ビジネスコンサルティングやスマートセキュリティサービス「Secual(セキュアル)」等の開発で知られる企業だ。同社は、Secualの開発初期においてもフリーランスに仕事を依頼してきた経験がある。

クラウドソーシングサービスを提供するランサーズが発表した「フリーランス実態調査」では、2016年に国内のフリーランス人口は1,000万人を超えたと述べている。

フリーランスの人数は増加している一方で、企業側はなかなかフリーランスとの付き合い方がわからず、幸せなマッチングが数多く生まれているとは言い難い状況だ。

こうした課題に対するソリューションとして「POINT EDGE」はフリーランスのコミュニティを中軸に据えた新しい働き方を提案する。「POINT EDGE」はフリーランスのためのコミュニティサービスを運営。

フリーランスはこのコミュニティ内において案件ごとにプロジェクトチームを組織して働くことで、フリーランスでありながら本格的なプロジェクト案件を中心に働くことが可能になるという。

ハイスキルなフリーランスが集まるコミュニティがあるのであれば、クラウドソーシング等に依頼するよりも適切なマッチングにつながりやすくなると考えられる。

フリーランスと企業の付き合い方は、今後見直されていくはずだ。こうした流れは、企業における副業解禁の流れとも無関係ではない。働き方のレイヤーはかなり多層になっていきそうだ。